フロリダ州にあるパトリック空軍基地で、2人のティーンエイジャーがセキュリティチェックポイントを車で突破、基地内で警察とのチェイス、という信じられないような事件が起こった。
2人のティーンエイジャーは、 空軍基地の入り口ゲートに盗難車で乗り付けた。身分証明の提示を求められた後、突然車を発進させ、ゲートを突破したという。基地内の道路にはこうした場合に備えて廃車となったトラックで塞いであるのだが、そこで2人は盗難車を乗り捨て、走って逃走を開始。結局駆け付けた警察が警察犬などを投入して30分後に2人を逮捕した。
しかしテロ事件後の厳戒体制にあるはずの空軍基地で、セキュリティゲートがいとも簡単に突破されたことに対する関係者のショックは大きい。フロリダでは15才の少年による小型機でのビル激突事件も起きており、安全に対する態度への見直しが急がれている。