トヨタ自動車は、東京地区の直営販売会社6社を統括する新会社を設立し、今後はこの新会社が中心となって業務を行うことを明らかにした。総務・経理などの間接部門を集約、販社の経営資源を集中させる。東京でのトヨタのシェアが落ち込んでいるため、メーカー本体が間接部門を引き受けて販売体制を強化する方針だ。
都内のトヨタ系ディーラー6社は全てがトヨタの100%出資子会社。これを統括するため「トヨタ・アドミニスタ東京」を設立する。日産、マツダがすでに実施している「ディーラーの間接部門を統合する」というワン・オペレーションをトヨタも実施する。