2014年1月28日、NASAは今年10月19日に火星に『サイディング・スプリング彗星』が最接近し、火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」や火星ローバー「キュリオシティ」による一斉観測を計画していると発表した。
国際宇宙センター(ISS)に長期滞在中の若田宇宙飛行士は、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士とともに、「きぼう」日本実験棟の船内実験室で、「SPHERES-VERTIGO」実験を行った。
2014年1月21日、ATKは現在の人工衛星・探査機で使われているものより10倍高出力の太陽電池『MegaFlex(メガフレックス)』の円形太陽電池パネル展開試験に成功したと発表した。
ESA 欧州宇宙機関は、日本の陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」が撮影したケニア、タンザニアの国境地帯に位置するキリマンジャロ山の画像を公開した。公開日は2014年1月24日で、「だいち」の打ち上げ記念日となる。
2014年1月23日、シエラ・ネバダ・コーポレーション(SNC)は同社の再使用型のリフティングボディ宇宙船『Dream Chaser(ドリームチェイサー)』が2016年の11月1日に初の無人試験軌道飛行を行うと発表した。
日本時間2014年1月24日、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)はNASAのデータ中継衛星最新機『TDRS-L』を米フロリダ州・ケープカナベラル空軍基地からアトラス V401ロケットで打ち上げに成功したと発表した。
2014年1月22日、ESA 欧州宇宙機関は、ハーシェル宇宙望遠鏡による観測で、火星と木星の間の小惑星帯に位置する準惑星『Ceres(ケレス)』表面に水蒸気の柱を確認したと発表した。
2014年1月23日、株式会社ウェザーニューズと株式会社アクセルスペースは、昨年11月に打ち上げられた、北極海の海氷を観測する超小型衛星、『WNISAT-1』が初期運用を開始し、カナダ・ハドソン湾沿岸での画像撮影と地上局での受信に成功したと発表した。
米航空宇宙局(NASA)は、1月23日午後3時(日本時間24日午前5時)より、ケネディ宇宙センター(フロリダ州)で、シエラネバダ社による宇宙センター周辺エリアの拡張計画、有人宇宙船「ドリームチェイサー」の現状に関する記者会見を実施する。
2014年1月20日、31カ月にわたる冬眠から回復し、彗星探査に挑むESA 欧州宇宙機関の彗星探査機『Rosetta(ロゼッタ)』。ESAは、今年8月に到着する予定のロゼッタの目的地67P/チュリモフ・ゲラシメンコ彗星の画像を公開した。
NASAの火星探査機『Mars Exploration Rover:Opportunity(MER オポチュニティ)』が2014年1月8日に取得した火星のエンデバー・クレーターの画像の中に、2週間ほど前にはなかった岩の塊が見られて話題になっている。NASAサイトではカラー化した画像が公開された。
2014年1月21日、ベルギーのスペースベル社は、2017年に打ち上げを予定しているベトナムの地球観測衛星「VNREDSat-1b」の開発を行う契約に正式に調印したと発表した。
2014年1月17日、NASA、ESA支援による学生ロボットコンテスト「ゼロ・ロボティクス スフィア チャレンジ」決勝が国際宇宙ステーションで開催され、高校生が微小重力環境でロボットを制御するプログラムを競い合った。
2014年1月16日、NASAは無人月面着陸機の開発を行うパートナー企業の募集を開始した。「Lunar CATALYST(ルナ カタリスト)」と呼ばれるプログラムで、月の表面に科学探査ミッション向けの貨物を輸送するアメリカ国内の企業を募集する。
日本時間2014年1月21日午前3時すぎ、欧州の彗星探査機『Rosetta(ロゼッタ)』は2年7カ月ぶりに冬眠モードから復帰、探査機の機能を回復し地球と通信に成功した。