国立天文台は、山口大学理工学研究科の大学院生藤永義隆氏と新沼浩太郎准教授を中心とした研究チームが、VERAを含む大学連携VLBI観測網を使って高エネルギーガンマ線を放出する、新たな超巨大ブラックホール候補天体の大規模探査に成功したと発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、木星のオーロラを長時間観測・検証結果から太陽風の速度と木星オーロラの強度が深く関わり合っていると発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立天文台、米国航空宇宙局(NASA)は、3月9日に太陽観測衛星「ひので」が撮影した部分日食の画像を公開した。
東京大学宇宙線研究所の藤本征史氏と大内正己准教授をはじめとする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、人類史上最も暗いミリ波天体の検出に成功、これら天体から放射される赤外線がこれまで謎だった宇宙赤外線背景放射の起源であることが明らかになった。
国立天文台は、愛媛大学などの研究チームがすばる望遠鏡で発見した126億光年彼方の宇宙にある若い銀河80個を、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した結果、54個の銀河で詳細な形が写し出され、うち8個が2つの小さな銀河の集まりであることを発見したと発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米国航空宇宙局(NASA)は、全球降水観測計画(GPM)標準プロダクトバージョン4のリリースを開始した。
東京大学大学院理学系研究科の大学院生の麻生有佑氏と国立天文台ハワイ観測所の大橋永芳教授らを中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡の観測で、原始星を取り巻くガス円盤とその周囲でのガスの動きをこれまでになく詳細に明らかにした。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「閉鎖環境適応訓練設備を用いた有人閉鎖環境滞在試験」として実施していた、2週間(13泊14日)の閉鎖環境滞在を計画通り終了した。
台湾中央研究院や国立天文台などのメンバーからなる国際共同研究チームは、すばる望遠鏡に搭載されたカメラ「ハイチャオ」を使って星と惑星が活発に成長していると考えられる現場を捉えることに成功した。