石井啓一国土交通相は4月8日の閣議後会見で、1日に青函トンネル内で北海道新幹線が緊急停止する事案が起きたことについて「JR北海道には原因究明を行っていただき、引き続き緊張感を持って安全、安定輸送に努めてもらいたい」と述べた。
東京メトロで起きた列車のベビーカー引きずり事故を重く見た国土交通省は、緊急鉄道保安連絡会議を開催。当事者の東京メトロに加えて、JR、大手民鉄、地方自治体交通局など約36団体の担当者を集め、各社の取組みなどの意見交換を行った。
国土交通省は、列車のドアにベビーカーを挟んだまま列車が出発する事案の再発防止に向けて緊急鉄道保安連絡会議を開催する。
国土交通大臣の諮問機関・交通政策審議会(交政審)は4月7日、「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」(委員長・家田仁政策研究大学院大学教授)を開き、鉄道整備の基本計画案を公表した。
4日15時01分頃、東京メトロ半蔵門線の九段下駅(千代田区)で、列車がドアにベビーカーをはさんだまま発進。すぐに車内の乗客が非常停止ボタンを押したにも関わらず緊急停止せず、ベビーカーはホーム端の柵に衝突して破損した。
秩父鉄道などはこのほど、秩父本線の持田~熊谷間に計画している新駅(埼玉県熊谷市)の名称を「ソシオ流通センター」に決めたと発表した。2017年3月の完成を目指す。
国土交通省や佐賀県、長崎県など6者は3月29日、武雄温泉(佐賀県武雄市)~長崎(長崎市)間で工事中の九州新幹線西九州ルートについて、開業時は軌間可変電車(フリーゲージトレイン)を導入しないことで合意した。
JR北海道の元『北斗星』用客車2両を保存する動きが再び出ている。北海道北斗市の商工会青年部有志により結成された「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」が、インターネット募金(クラウドファンディング)を活用して保存のための募金活動を始めた。
北海道函館市は3月24日、同市企業局の路面電車(函館市電)と函館バスを利用できる交通系ICカードシステムの導入業務について、西日本鉄道(西鉄)などで構成される連合体を受託候補事業者に選定したと発表した。
石井啓一国土交通相は3月18日の閣議後会見で、北陸新幹線の敦賀以西ルートについて「調査を行うとすれば、調査着手から概ね半年程度は必要だ」との考えを示した。
東日本大震災の影響で一部の区間が不通となっている気仙沼線について、沿線の宮城県気仙沼市は3月18日、JR東日本が提案していたバス高速輸送システム(BRT)による「本格復旧」を受け入れると発表した。鉄道による復旧が正式に断念され、BRTの運行が継続される。
叡山電鉄(京都市左京区)は3月15日、左京消防署と共同で消防車電車「えいでんまとい号」を運行すると発表した。消防車両をイメージしたラッピングを電車に施し、3月18日から運行する。
JR西日本が所有する230形蒸気機関車の1両(233号)がこのほど、国の重要文化財に指定される見込みとなった。文部科学大臣・文化庁長官の諮問機関である文化審議会が3月11日、233号を重要文化財に指定するよう文科相に答申した。
JR東日本八王子支社と同社子会社のJR中央ラインモールは3月10日、中央線国立駅(東京都国立市)の西側高架下に保育園を開設すると発表した。4月1日に開園する。
旭川と稚内を結ぶ最北のJR線である宗谷本線にちなんだイベントとの一環として、「最果ての鉄路を往く~北の鉄道写真展~」が、3月12日から27日まで天塩中川駅「交流プラザ」と音威子府駅の天北線資料室で開催される。