中国の鉄道車両メーカー、中国南車と中国北車は12月30日、合併することを発表した。両社は高速鉄道車両をはじめあらゆる鉄道車両の製造を手がける中国の二大メーカーで、合併により欧米大手を圧倒する世界最大規模のメーカーが誕生することになる。
東京を南北に縦貫する「上野東京ライン」が2015年3月に開業し、宇都宮・高崎線と東海道線の相互直通運転、常磐線の品川駅乗り入れが実施される。この新たな直通サービスが開始されると、「グリーン車の利用客も増えるだろう」といわれている。
年末年始は鉄道やバスなど交通機関の集中利用が見込まれるため、各所で安全点検や防犯訓練などが行われている。名古屋市交通局は、鉄道テロ対策で防犯カメラによる監視、通報連絡指示体制の整備や、テロ発生を想定した訓練の実施を発表した。
東武鉄道は、東上線池袋~小川町間での8000系の運行を2015年1月17日で終了させる。国鉄103系と同じく1963年に登場した8000系は、伊勢崎線の浅草側での運行終了(2010年)に続き、今回の東上線池袋側引退で、都心方から消えることになる。
能勢電鉄はこのほど、各駅のホームに設置している駅名看板をリニューアルしたと発表した。「里山などの自然あふれる沿線風景」をモチーフにしたデザインを採り入れた。
新京成電鉄は12月31日から、受験シーズンの縁起切符「見事咲く!祈念きっぷ」を新鎌ヶ谷・京成津田沼両駅を除く新京成線の各駅で発売する。発売額は500円。
叡山電鉄は12月25日、川井マコトさん原作の漫画「幸腹グラフィティ」のラッピング車両を運行すると発表した。恒例となった漫画誌「まんがタイムきらら」(芳文社)との共同企画。登場キャラクターを券面に描いた入場券も発売する。
JR九州は12月25日、訪日客向けのフリー切符「JR-KYUSHU RAIL PASS」を格安航空(LCC)の香港エクスプレス機内で販売すると発表した。航空機内での販売は初めてになる。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)とJR九州はこのほど、両者が九州新幹線などで実施している軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の耐久走行試験を一時休止すると発表した。
JR九州は2015年1月31日、筑肥線に投入する305系電車の試乗会を同線の筑前前原(福岡県糸島市)~唐津(佐賀県唐津市)間で実施する。
阪急電鉄はこのほど、「京都方面の名所旧跡を散りばめたラッピング列車」を京都線で運行すると発表した。8300系電車にラッピングを施し、2015年1月17日から運行を開始する。
北九州高速鉄道は1月9日から、小倉線(北九州モノレール)の開業30周年を記念した1日乗車券を発売する。
東武鉄道はこのほど、同社初の自動列車制御装置(ATC)を東上線に導入すると発表した。2015年1月31日から同線の川越市~小川町間で使用を開始する。
くま川鉄道は12月28日から、KT-500形気動車の増備車2両(KT-504・505)の運行を開始する。これによりKT-500形は計5両となる。
三重県の四日市市と四日市あすなろう鉄道は12月26日、国土交通大臣に内部・八王子線の鉄道事業再構築実施計画の認定を申請した。申請通り認定された場合、同線は2015年4月1日付で公有民営の上下分離経営に移行する。