「国民との約束を毎日果たしている」。トランプ氏が米大統領に就任して1週間余りが過ぎ、初の国民向けビデオ演説でこう振り返ったという。
米国とメキシコとの間での対立が泥仕合の様相を呈してきた。メキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領は、来週に予定されていたトランプ大統領との会談を中止すると発表した
ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が初めて2万ドルの大台を突破して最高値を更新、終値でも2万ドルを上回った。
米国のホワイトハウスで1月24日、米国自動車メーカー3社(いわゆるビッグ3)の首脳と会談したトランプ新大統領。会談で大統領が要請したのは、「アメリカ第一主義」に基づく内容だった。
大戦以降、米国が中心となり、世界に自由貿易の枠組みを創り上げた。そうして生まれたグローバル経済と各国経済の相互依存が抑止力となり、世界の平和に大きく貢献してきたことは、誰もが認めるところである。今、こうした世界平和の枠組みが音を立てて崩れようとしている。
米国のホワイトハウスで1月24日、トランプ新大統領と米国自動車メーカー3社の首脳が会談。会談に出席したFCA(フィアット・クライスラー)のトップが、声明を発表している。
連日、トランプ米大統領の一挙手一投足に振り回されているが、メキシコに新工場を計画しているトヨタ自動車ばかりではなく、ついに、日本との自動車貿易に批判の矛先を向けてきた。
トランプ米大統領による新政権がスタートした。首脳外交も始動し、就任後の外国首脳との初会談は、欧州連合(EU)離脱交渉を控える英国のメイ首相で、1月27日にホワイトハウスで開くことが決まったそうだ
泣いても笑っても、と言っても今のところハラハラドキドキしている人も多く、笑う人は少ないようだが、いよいよドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任し、8年ぶりに共和党政権が誕生する。