エアレース千葉大会予選、室屋義秀の直前、ベン・マーフィー(イギリス)がパイロンをカットし飛行中止(SCO、SAFETY CLIMB OUT)。当日朝、木更津駐屯地のハンガー(機体格納庫)で「準備はできている。あとはやるだけ。トップを狙いたい」と話した室屋。
台風接近中のニッポン列島。刻々と変わる空もようを目視とデジタル気象情報をみながら、エアレースのあらゆる機関を管制するコントロールタワーに入ると、厳しいまなざしで海上を見つめる男たちの姿。
ことしで最後のレッドブル・エアレース。室屋が「ドラマチックな天気」と例えたように、日本列島に台風が接近していることを考慮し、運営側はあす9月8日決勝のスケジュールを大幅に変更。およそ5時間、前倒しで実施することを決めた。
「調整とテストを繰り返して、かなり飛び込んだトレーニングを積んできた。2015年から数えて5回目のレース。年々ファンも増えて、テレビの放送もあって、多くの人に知ってもらえた。航空界にとっては偉大なレースだった」
9月7・8日に幕張海浜公園で最終戦が行われる「レッドブルエアレース千葉2019」。レースだけではなく、空のサイドアクトにも注目だ。
レクサスは、9月7日・8日に幕張海浜公園で最終戦が行われる「レッドブルエアレース千葉2019」のイベント広場にて、エアロバティック・パイロット室屋義秀選手を応援するブース「レクサステント」を出展する。
「レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ2019」で5年連続開催となる千葉大会(9月7日:予選、9月8日:決勝)に参戦する日本人レーサー、室屋義秀選手が8月21日、地元である「ふくしまスカイパーク(福島県福島市)」において報道関係者を対象とした取材会を開催した。
住友ゴム工業は、9月7~8日に幕張海浜公園で開催される「レッドブル・エアレース千葉2019」(Red Bull Air Race)に「ファルケン」ブランドで協賛し、ブースを出展する。
日本航空技術協会は2019年10月5日、中学生から24歳までを対象に「Yes I Can 航空教室」を羽田空港国内線第1ターミナルにて開催する。申込締切は9月20日。午前・午後の1日2回開催で、定員は各回先着30名。
SUPER GTの第5戦ではここ数年、レッドブルエアレースに参戦している室屋義弘選手によるスペシャルフライトを行なっており、今年はクルマと飛行機がよりコラボレートした、「CROSSING Special Flight」を行なった。
成田国際空港は、「空の日」「空の旬間」の記念事業として開催する「空の日フェスティバル2019」において、2019年9月23日に実施する「ジェット機との綱引き大会&空港見学ツアー」と「空港用化学消防車見学ツアー」の参加者を募集する。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)調布航空宇宙センターは2019年8月7日と15日、23日、小学生を対象とした夏休み航空企画「ひこうきの話をきこう!2019」を開催する。参加無料。
「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」の第3戦が7月14日、ハンガリーのバラトン湖で開催された。2度目の年間王者を目指す室屋義秀は、決勝で最初の「ラウンド・オブ・14」で敗退。結果は12位、2 ポイント獲得にとどまった。
富士スピードウェイで8月3日・4日に開催する「SUPER GT 第5戦 富士GT500マイルレース」にて、エアロバティックパイロット 室屋義秀選手によるフライトパフォーマンス「Yoshi MUROYA × LEXUS CROSSING Special Flight @ FUJI SPEEDWAY」を実施する。
今シーズン限りで終了が決まった「レッドブル・エアレース・ワールド チャンピオンシップ」。そんな悲しいニュースをよそに、日本人パイロットの室屋義秀選手は開幕戦に続くカザンでも優勝する2連勝を達成。最後の年間王者に向けて室屋は大きく前進することとなった。