昨年9月に日本上陸を果たしたプジョーの新型コンパクトSUV『2008』とEVモデル『e-2008』。2012年に登場した初代から、スリークなエクステリアに大きく変更。ガソリンエンジン搭載モデルの他に電動パワーユニット搭載モデルをラインナップしている。
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EVモデルは429万円より、航続385kmを実現
グループPSAジャパンは、プジョーブランドのコンパクトSUV、新型『SUV 2008』およびそのEVバージョン『SUV e-2008』を9月16日より発売する。
SUVらしい力強いスタイリングと個性的なフロントフェイス
新型SUV 2008/SUV e-2008はフロントウインドウを後退させ、ボンネットをより水平基調とすることで、SUVらしい力強いスタイリングを実現。重心がホイールにしっかりと乗ったスタンスのよいボディが頼もしさと安心感を与えてくれる。
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【試乗】脱ステーションワゴン!陽気だが思慮深いフレンチSUV…南陽一浩
脱ステーションワゴン・コンプレックス
ハッチバックをベースに嵩上げ、つまりキャビンごと上に高くしたようなBセグSUVは、2020年のヒット商品といっていい。VWの『Tクロス』やトヨタ『ヤリスクロス』に続いて、フランスからもBセグSUVが続々と上陸している。
その第1波が、昨年日本に登場したシトロエン『C3エアクロスSUV』と『DS 3クロスバック』、続く第2波が今秋より発売されたプジョー『2008』、そしてやがて上陸予定のルノー『キャプチャー2』だ。今回はプジョー2008の「アリュール」に数日間、長めに試乗することができた。
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【試乗】GTラインとアリュールを比較、どこを取っても破綻なし…中村孝仁
プジョー『SUV 2008』が、ぐっと都会派になって戻ってきた。以前のモデルは個人的にSW(ステーションワゴン)の市場を引き継ぐものだから、SUVってのはどうよ?と思っていた。そんな空気を察したのか、メーカーは新たに4ケタの数字の前にわざわざSUVと付けた。にもかかわらず、クルマはぐっと都会的になった印象である。
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特別仕様車---18インチホイール、パークアシスト、サンルーフ装備
グループPSAジャパンは、プジョーのコンパクトSUV『2008』に、18インチ大径アロイホイールとパークアシスト、パノラミックサンルーフを装備した特別仕様車「2008 GTドライブエディション」を設定し、2月8日より発売する。
グループPSAでは2008のグレード体系・名称をグローバルで変更。上級グレード「GTライン」を「GT」へと呼称変更したことを機に、日本で特別仕様車「2008 GTドライブエディション」を発売する。
特別仕様車---18インチホイール、パークアシスト、サンルーフ装備 画像
最新プラットフォームで進化[詳細画像]
プジョーのコンパクトSUV、新型『SUV 2008』(以下、2008)を40枚の撮り下ろし写真とともに紹介。
新型2008のエクステリアは、堂々とした垂直なグリル、彫りの深いボンネット、ヘッドライトから下に向けて繊細に細くなっていくLEDデイタイムランニングライトを備えている。下方向に伸びる牙のようなLEDデイタイムランニングライトは『508』で初めて採用されたもので、新世代プジョーのあたらしいフロントフェイスのアイコンとなっている。
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【e-2008 試乗】PSAがこれほどの電動化技術を持っていたとは…岡本幸一郎
EVでも内外装の大きな違いはなし、だがなかなかの存在感
電動化の気運の高まる中、PSAグループではプジョーのニューモデル『208』と『2008』に対してついに100%純BEVを設定。しかもそれを特別視することなく、内燃機関と対等な存在であるとの認識から、「ガソリンか、フルエレクトリックか」と謳い、BEVもあくまで動力源の選択肢のひとつとアピールしている。