GMが赤字転落…新型コロナが影響 2020年第2四半期決算

GMの米国本社
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GM(General Motors)は7月29日、2020年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第2四半期の売上高は167億7800万ドル(約1兆7625億円)。前年同期の360億6000万ドルに対して、53.5%減と4年連続のマイナスとなった。

また、第2四半期の最終損益は、7億5800万ドル(約796億円)の赤字。前年同期の24億1800万ドルの黒字から、赤字に転落した。

赤字を計上した要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。工場の生産の一時停止や、ロックダウンによりディーラーが営業を一時的に見合わせた影響を受けた。

GM取締役会のメアリー・バーラ会長兼CEOは、「すべての利害関係者の利益のために、長期的な成功を確実にすることを目指しており、迅速かつ戦略的な決定を下した。事故や排出量ゼロの世界を実現する準備を進めながら、成長を可能にするために、GM全体で必要な変革を推進していく」と述べている。

《森脇稔》

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