ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は1月10日から幕張メッセで開幕した東京オートサロン2020にて全面改良したシボレー『コルベット』を日本初披露した。
日本に導入される新型コルベットは「2LT」と「3LT」を設定し、いずれも6.2リットルV8エンジンを搭載する。パフォーマンスエキゾーストやリアスポイラーなど、さらにパフォーマンスを追求したパッケージを標準装備し、これにより標準仕様のコルベットとしては歴代最速、0-60マイル/hには3秒もいらない速さを発生させる。
GMジャパンの若松格社長は同日、東京オートサロンのブースで開いた報道向け説明会で「昨年7月18日にアメリカで初公開された8世代めのコルベット。日本ではもちろん初公開、そしてアジアでも初公開になる。アメリカでは2月から販売店にデリバリーされるので、まだアメリカでも販売店に行っても見られない」と明かした。
また、新型コルベットについて若松格社長は「8世代めのコルベットは、初めてミッドシップエンジンレイアウトとなった。デザインはアメリカの最新のジェット戦闘機F35や、F1のレーシングカーにインスパイアされた、大胆かつ未来的なフォルムを特徴としている。プロポーションはミッドシップレイアウトによってこれまでのコルベットとは変わったが、ひとつひとつのデザインキーをみれば、それがコルベットであることがすぐにわかると思う」と解説した
デリバリー開始は2021年春頃を予定しているという。