【レッドブル・エアレース 最終戦】幕張海浜公園に出現した航空管制塔、カメラと目視でコントロールする中枢機能

RED BULL AIR RACE CHIBA 2019 Media Race Control Experience
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台風接近中のニッポン列島。刻々と変わる空もようを目視とデジタル気象情報をみながら、エアレースのあらゆる機関を管制するコントロールタワーに入ると、厳しいまなざしで海上を見つめる男たちの姿。

最後のレッドブル・エアレース、千葉大会の会場となる幕張海浜公園(千葉市)に出現したコントロールタワーは、広さ12畳ほどのコンテナ改造ハウスのなかにある。この空域は羽田空港へと着陸する南風ルートのちかくにあり、エアレースの機体の動きも厳しく管制している。

「エアレースのすべての決定がここで行われる。ここで最も大事になってくるのは、すべての関係機関とのコミュニケーション。木更津駐屯地に配置しているハンガー(機体格納庫)やパイロットなどと、ヘッドセットとマイクを使って連絡する」と話すのはマーセル氏。

「ヘッドが指示を出しながら、サブたちが協調してレース全体を管制している。座席には、レースディレクター、レースジャッジメント、ジャッジサポートが並ぶ。ここのスクリーンで、ポールとポールの間を規制内の角度で機体が進入しているかどうかをジャッジしている」

「それぞれのパイロンにカメラがついていて、ジャッジマンはそのカメラがとらえたモニターと、目視で機体の侵入角度をチェックする。角度が10度以上で進入すると、ペナルティ。ラップタイムに2秒プラスされる」

コントロールタワーの管制官は、機体を外から監視するほかに、なかからもチェックできる。マーセル氏は「すべての機体のコクピットにカメラがついていて、パイロットの表情を常にチェックしている。パイロットとの直接、連絡をとることもできるうえ、エンジンの圧力や温度、スピードなどもチェックできる」と話していた。
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《レスポンス編集部》

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