VWの新型EV『ID.3』、欧州先行予約受注が3万台突破…フランクフルトモーターショー2019で正式発表へ

フォルクスワーゲン ID.3 のプロトタイプ
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フォルクスワーゲンは9月4日、ドイツで9月10日に開幕するフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)で初公開する予定の新型EV『ID.3』(Volkswagen ID.3)の欧州先行予約受注が、3万台を突破した、と発表した。

フォルクスワーゲンは5月上旬、ID.3の先行予約受注を欧州で開始した。まずは発売記念車の「1STスペシャルエディション」の先行予約を受け付けている。

先行予約専用の1STスペシャル エディションは、生産台数が3万台に限定される。5月上旬の受注開始からおよそ4か月で、予約は3万台を突破した。これにより、限定台数3万台が事実上、完売したことになる。

ID.3シリーズでは、新しい燃費計測基準のWLTPモードにおいて、330~550kmの航続を実現する3種類のバッテリーが選択できる。1STスペシャル エディションは、その内、最も人気の高い仕様になることが予想されている航続420kmのミディアムサイズのバッテリーが搭載される。充電に関しては、出力125kWhの急速チャージャーを利用すると、30分以内にバッテリー容量の80%を充電できる。

ID.3の生産は2019年末に開始され、最初の車両は2020年半ばに納車される予定だ。フォルクスワーゲンは、ID.3に関する情報を定期的に配信する「ID.3ニュースレター」への登録ユーザーが10万人を超えている、としている。

《森脇稔》

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