STIコンプリートカーを一覧…スバルのモータースポーツ活動を結集したモデル群

レガシィRSによる10万km速度記録(1989年)
  • レガシィRSによる10万km速度記録(1989年)
  • レガシィRSタイプRA(1989年)
  • インプレッサ22B-STi バージョン(1998年)
  • インプレッサS201 STi バージョン(2000年)
  • 『STIコンプリートカー』

『STIコンプリートカー』
副題:スバルモータースポーツ活動の技術を結集したモデル
著者:廣本泉
発行:三樹書房
定価:本体価格3000円(消費税除き)
ISBN978-4-89522-712-4

SUBARU『レガシィ』発売30周年、STI世界記録挑戦から30年、そしてレガシィによる10万km世界速度記録樹立30周年を記念し、STI(スバルテクニカインターナショナル)コンプリートカーを網羅した1冊が刊行された。

スバルのモータースポーツ活動の統括会社として1988年4月に設立されたSTI。最初に取り組んだのは1989年の10万km世界速度記録だった。その後WRCなど国内外への競技に参戦。そういったモータースポーツなどから得た技術やノウハウをもとにコンプリートカー(特装車)を製造、販売され、その性能の高さから多くのファンを獲得している。

本書はそのファーストモデルとなる「レガシィRSタイプRA」をはじめ、歴代モデル33車種について掲載。その解説は変更点も含め細かく語られ、写真等は当時のカタログ写真が使われている。また、巻末には年表、スペック表なども収録されている。

『STIコンプリートカー』『STIコンプリートカー』なお本書は、2016年に刊行された『STIコンプリートカー スバルモータースポーツ活動の技術を結集したモデル』の内容はそのままに、カバーデザインを変更した新装版である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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