【鈴鹿8耐】計時予選トップのYAMAHA FACTORY RACINGがポールポジションに決定

ポールポジションのNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
  • ポールポジションのNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
  • 左から3名ずつ、予選2位のNo.10 Kawasaki Racing Team、ポールポジションのNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM、予選3位のNo.33 Red Bull Hondaの各ライダー
  • 路面コンディションは改善せず、トップ10トライアルは中止に
  • 急遽開催されたピットレーン&ホームストレート開放
  • 急遽開催されたピットレーン&ホームストレート開放

鈴鹿サーキットで開催されている鈴鹿8耐=“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会は27日、トップ10トライアルが行われる予定だったが、台風6号の影響により中止に。前日に行われた計時予選の結果でYAMAHA FACTORY RACING TEAMのポールポジションが決定した。

台風6号は27日7時頃に三重県南部に上陸し、鈴鹿には昼頃に最接近。9時にスタートした4時間耐久レースは2時間40分が経過した時点でレース終了となった。その後も雨の状況は変わらず、時には視界を遮るほどの雨が降ることも。ヘビーウエットとなった路面状況の改善が見込めないことから、8耐のトップ10トライアルは1台ずつ走行する形式から40分間の計時予選に変更されることになった。しかし14時15分からのフリー走行が中止となり、15時30分から行われる予定だった予選も一旦ディレイに。最終的に路面コンディションは更に悪くなり、15時40分にトップ10予選の中止が発表された。

これにより、前日に行われた計時予選が最終結果として採用されることになり、5連覇を目指すNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMのポールポジションが決定。計時予選でチーム最速の2分5秒922を記録した中須賀克行は「ポールポジションは素直にうれしいけど、台風の中集まってくれたファンの皆さんに走りをお見せできなかったのは残念。明日、8時間走って最後にトップにいることが重要なので、気を引き締めて決勝に臨みます」とコメントした。

28日は8時30分から45分間のウォームアップ走行が行われ、決勝レースは11時30分にスタート、8時間後のチェッカーフラッグを目指す。

なお、雨の中予選を心待ちにしていたファンのために、16時よりホームストレートとピットロードを開放。チームも協力して急遽サイン会などのイベントが開催された。

予選トップ10
1:#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM/2分6 秒619
2:#10 Kawasaki Racing Team/2分6 秒633
3:#33 Red Bull Honda/2分7 秒106
4:#634 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda/2分7 秒183
5:#12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING/2分7 秒187
6:#7 YART-YAMAHA/2分7 秒309
7:#1 F.C.C. TSR Honda France/2分7 秒478
8:#090 au. Teluru SAG RT/2分7 秒916
9:#95 S-PULSE DREAM RACING・IAI/2分8 秒311
10:#19 KYB MORIWAKI RACING/2分8 秒758
【鈴鹿8耐】決勝レースがスタート、トップは…

《藤木充啓》

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