「2019年レッドドット賞」の授賞式がドイツで開催され、新型『マツダ3』(Mazda 3)が、プロダクトデザインにおける「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞した。
レッドドット賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する約60年の歴史を持つデザイン賞だ。世界各国から応募された自動車など幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインにレッドドット賞が贈られる。
中でも、ベスト・オブ・ザ・ベスト賞は、レッドドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞だ。とくに優れている工業製品に贈られる賞となる。
新型マツダ3は、日本の美意識の本質を体現することを目指して、深化した「魂動デザイン」を体現した。ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、より自然な生命感を作り込んだ、としている。
なお、授賞式には、マツダのデザインブランドスタイルを担当する前田育男常務執行役員らが出席している。