バーが開かないおそれ、日本無線の二輪車用ETC車載器に不具合 自主改善へ

自主改善の内容
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日本無線は、二輪車用ETC2.0車載器「JRM-21」について、ETCレーンを通過時にバーが開かないおそれがあるとして、国土交通省へ自主改善を届け出た。対象となるのは、2018年2月8日から5月11日出荷分の5845台。

二輪車用ETC2.0車載器のカバーの成形が不適切で、ETCカードの端子部と車載器の通信部が接触する圧力が不足。カードを認識できず、ETCレーンを通過時にETCバーが開かないおそれがある。

今回、自主改善として、車載器のカバー内側に貼付けているダンパー(防振ゴム)を交換。車載器とETCカード接触圧力は、カバー寸法と防振ゴムの高さで規定しており、防振ゴムを改善品に交換することで、車載器カバーを交換することなく、ETCカード認識安定性を向上させる。

なおユーザーには、購入店から自主改善の連絡が入る。購入店に車両を持ち込み、ETC車載器を取り付けたまま防振ゴムを改善品に交換する。

《纐纈敏也@DAYS》

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