MINI クラブマン に改良新型、表情変化…上海モーターショー2019

新デザインのフロントグリルを採用して表情が変化

ヘッドライトやテールランプに最新のLED技術を導入

最新の車載コネクティビティを採用。スマホとの連携も強化

MINI クラブマン 改良新型(上海モーターショー2019)
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MINIは、中国で開幕した上海モーターショー2019において、『クラブマン』(MINI Clubman)の改良新型を初公開した。

現行クラブマンは、2世代目モデルだ。2015年秋、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2015でワールドプレミアされた。現行クラブマンの最大の特徴は、先代モデルの個性でもあった2+1ドアを改め、一般的な4ドアとした点だ。現行型は乗降性の面で、先代に対して大幅に利便性が引き上げられた。その一方で、車体リアのテールゲートの観音開きドアは、継続採用。現行クラブマンは、6枚のドアを持つ。

この現行クラブマンがデビューからおよそ3年半が経過し、上海モーターショー2019において、改良新型が初公開された。他のMINIモデル同様、内外装のアップデートを受け、最新のコネクティビティなどが採用されている。

新デザインのフロントグリルを採用して表情が変化

クラブマン改良新型には、新デザインのフロントグリルを採用する。グリルは細いフレームによって縁取られており、中央には6本のブラックバーを配置。「エクスクルーシブ」トリムでは、クローム仕上げにアップグレードできる。「クーパーS」グレードのフロントグリルは、専用のハニカムパターンとなり、中央に赤い「S」のクロームメッキエンブレムが配される。

改良新型には、3種類の新しいボディカラーを設定した。「インディアンサマーレッドメタリック」や「ブリティッシュレーシンググリーンメタリック」が新色だ。ルーフやドアミラーは、ブラック、ホワイト、シルバーで仕上げることもできる。ホイールは16インチまたは17インチを標準装備する。18インチまたは19インチはオプションだ。

ヘッドライトやテールランプに最新のLED技術を導入

ヘッドライトは、デザインを変更する。LEDヘッドランプには、ロービームとハイビームに明るさを向上させる新開発LEDモジュールを採用した。シールド部分はブラックで仕上げる。ヘッドライトを囲むリングは、デイタイムランニングライトとウインカーの両方の機能を持つ。LEDフォグランプも採用している。

オプションのロングビームマトリックス機能を備えたアダプティブLEDヘッドライトは、道路の状況に合わせて明るさを自動的に調整する。視界が悪い場合は、道路サイドを明るく照射する。

リアは、LEDテールランプを標準装備した。クロームサラウンドのライトユニットが、リアドアに組み込まれているのが新しい。オプションで英国の国旗「ユニオンジャック」パターンが選択できる。

また、オプションでスポーツサスペンションが選択できる。10mm車高が引き下げられ、機敏なドライビングレスポンスを追求する。アダプティブサスペンションもオプション設定。ドライバーは「MINIドライビングモード」のスイッチを操作して、ダンパーの特性を切り替える。

最新の車載コネクティビティを採用。スマホとの連携も強化

インテリアには、最新の車載コネクティビティを採用する。「MINIコネクテッド」は、車載通信モジュールにより、ドライバーと車両、それらを取り巻く周辺環境をITネットワークでつなぎ、総合的なテレマティクスサービスを提供する。

「MINIコネクテッドアプリ」は、アップル社のスマートフォンを利用して、車両を遠隔操作できるサービスだ。アップルのスマートフォン専用アプリ、MINIコネクテッドアプリを介して、車外からベンチレーションを起動させ、ドアのロックやロック解除も行える。

《森脇稔》

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