2019ワールドカーオブザイヤー、ジャガーのEV『I-PACE』が受賞

ジャガー I-PACE
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ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は4月17日、米国で開幕したニューヨークモーターショー2019において、「2019ワールドカーオブザイヤー」をジャガーカーズのEV、ジャガー『I-PACE』(Jaguar I-PACE)に授与すると発表した。

ワールドカーオブザイヤーは、2006年に開始された。今回は2017年秋から2018年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは、選考対象から外される。

投票は世界24か国、86名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施する。

2019ワールドカーオブザイヤーの投票結果は以下の通り。

●ジャガー I-PACE(805点)
●アウディe-tron(784点)
●ボルボS60/V60(744点)

この3車種の中から、ボルボカーズの新型『S60』/『V60』と、EVのアウディ『e-tron』を抑えて、ジャガーカーズのEV、ジャガーI-PACEが、2019ワールドカーオブザイヤーに輝いた。ジャガーI-PACEは、欧州カーオブザイヤー2019に続いての栄冠となる。

ここ数年の結果は、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と、フォルクスワーゲンが2年連続で受賞。2011年は日産のEV、『リーフ』。2012年は再び、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『up!』、2013年は『ゴルフ』、2014年がアウディ『A3』、2015年がメルセデスベンツ『Cクラス』、2016年がマツダ『ロードスター』、2017年はジャガー『F-PACE』、2018年は新型ボルボ『XC60』が、ワールドカーオブザイヤーを受賞している。

《森脇稔》

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