はとバス初の男性バスガイド誕生へ、バスガイドから女性運転士への転身も

男性バスガイド(イメージ)
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  • はとバス(いすゞガーラ)

東京都内をはじめ首都圏で定期観光バスを運行する「はとバス」は3月11日、同社初となる男性バスガイド候補生2名を採用すると発表した。男性バスガイドは約1か月の研修を受けた後、4月下旬に初乗務する予定だ。

はとバスでは創業より70年間、バスガイド技能職は女性のみを採用してきた。しかし昨年、「小さい頃から人前に立つことが好きで、人に物を教えたり、伝えることが得意」「人を惹きつけ、たくさんの喜び、感動を提供できるガイドになりたい」といった、男性からの熱意ある入社希望があり、選考基準に達したことから2名の男性バスガイド候補生の採用を決定。はとバスでは女性同様、気品とおもてなしの心を兼ね備えた男性バスガイドへと育成していく。

また入社3年目のバスガイドが免許取得条件である満21歳となり、大型2種免許を取得し、3月8日に同社の運転技能職の登用試験に合格。4月1日にバスガイドから運転士に職種変更する。バスガイドから運転士へ職種変更は同社初。「かねてから女性の観光バス運転士に憧れがあり、運転士としてはとバスの安全を担い、お客さまに快適な旅を提供する仕事がしたい」という本人の意向を尊重し、今回の職種変更が実現した。3月31日まではバスガイドとして乗務し、4月1日からは制服を切り替え、運転士として研修に励む。

はとバスでは、4月1日における観光バス事業に関わる乗務員の在籍人数は、運転士が新入社員5名を含め 157名、バスガイドは新入社員26名(男性2名含む)を含め153名見となる込み。同社では今後、多様な人材の採用と社内から多彩な才能を活かす登用を積極的に進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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