Moto3で鳥羽海渡が日本人初優勝の快挙…最軽量クラス勝利は小山知良以来12年ぶり

Moto3クラス日本人初優勝の鳥羽海渡(Honda Team Asia)
  • Moto3クラス日本人初優勝の鳥羽海渡(Honda Team Asia)
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  • アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)
  • アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)

日曜深夜(3月11日未明)、テレビの前で拳を振り上げたバイクレースファンは少なくなかったはず。日テレ地上放送は「MotoGP開幕戦カタールGP」を生放送したが、3時間前におこなわれたMoto3クラスで鳥羽海渡(Honda Team Asia=18歳)が見事優勝したことを伝えた。

最軽量クラスで日本人ライダーが表彰台の真ん中に立つのは、2007年のカタルーニャGP125ccクラスの小山知良以来12年ぶり。Moto3クラスになってからは、初の快挙だ。

鳥羽海渡コメント:
優勝を目指してがんばってきたので、今日の優勝は本当にうれしいです。チェッカーを受けたときは最高の気分でした。初優勝を達成できてうれしいですが、これがやっとスタートラインなので、これからも表彰台、優勝を目指し、チャンピオンを目指したいです。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)

ドヴィツィオーゾが開幕戦を制する

メインとなる最高峰MotoGPクラスは、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)が、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)との接戦を制して優勝した。ドヴィツィオーゾはカタールGPで5年連続の表彰台獲得。

ドヴィツィオーゾコメント:
テストを終了した段階では、これほど速く走れるとは期待していなかった。マシンの長所である加速力とトップスピードを活かすことができたとはいえ、コーナリングスピードをさらに向上させる必要がある。

第2戦アルゼンチンGPは3月31日に決勝レースがおこなわれる。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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