スバル、BRZ でSUPER GTシリーズ優勝狙う…2019年モータースポーツ活動

SUBARU BRZ GT300 2018モデル
  • SUBARU BRZ GT300 2018モデル
  • WRX STI NBR Challenge 2018 モデル

SUBARU(スバル)とスバルテクニカインターナショナル(STI)は2月13日、2019年のスバルモータースポーツ活動についての概要を発表した。

SUPER GTシリーズでは、GT300クラスに「SUBARU BRZ GT300」で参戦する。チーム総監督はSTIの渋谷真プロジェクトゼネラルマネージャーが務め、チーム運営は「R&D SPORT」が担当。ドライバーは昨年に引き続き井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨む。2019年の参戦車両は、水平対向ボクサーエンジンの耐久信頼性や燃焼効率の改善、シャシーと空力特性の最適化、タイヤ接地効率向上などの改良を施し、シリーズ優勝を狙う。

12年連続の参戦となるニュルブルクリンク24時間耐久レース(6月20-23日)には「SUBARU WRX STI」で参戦し、SP3Tクラスで6度目のクラス優勝を目指す。チーム総監督はSTIの辰己英治が務め、チーム運営はSTIエンジニアと全国のスバル特約店から選抜されたメカニックが行う。ドライバーは昨年に引き続き、カルロ・ヴァンダム選手(オランダ)、ティム・シュリック選手(独)、山内英輝選手(日本)、井口卓人選手(日本)の4名体制で臨む。2019年の参戦車両は、ギヤ比やジオメトリーの最適化、ブレーキ制動バランスや空力、ホイール剛性の見直し、タイヤ接地性向上など、全面的な耐久性向上を施し、2連覇を目指す。

全日本ラリー選手権には、スバル協賛選手が「SUBARU WRX STI」で参戦する。協賛選手は昨シーズンに引き続き新井敏弘選手、勝田範彦選手、鎌田卓麻選手の3名。昨シーズンはスバル協賛選手がクラス1・2・3位を独占、今シーズンも3選手のハイレベルな走りに期待が集まる。また各競技会場では、スバル特約店から選抜されたメカニックが協賛選手の競技車両メンテナンスサポートを実施する。

GAZOO Racing 86/BRZ レースには、CG ROBOT RACING TEAMが「SUBARU BRZ」で参戦し、プロフェッショナルシリーズで井口卓人選手・久保凜太郎選手、クラブマンシリーズで池島美紅選手のドライバー3名をサポート。また各レースで、スバル特約店から選抜されたメカニックがチーム車両メンテナンスサポートを実施する。

そのほか、STIは設立30周年記念ファンイベント「STI MOTORSPORT DAY」を3月10日に、富士スピードウェイで開催。各カテゴリーのドライバーもイベントに参加する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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