大阪オートメッセ2019に(2月9~11日、インテックス大阪)、選挙カーレンタルを手掛けるイイダコーポレーション、選挙カー仕様のトヨタ『ハイエース』を出展し、注目集めた。
カスタムカーの祭典大阪オートメッセ、ベース車両として多いのがハイエースだ。仕事で使用し、いつも一緒にいるするクルマだからこそ、自分だけの一台に、とカスタマイズする人や、仕事では使わないものの、プレーンなスタイルが様々なカスタムの可能性を秘めている、ということで、ベース車両にする人も少なくない。
そんな中で「場違いですみません、でもハイエースですので。よろしければ上、上がってみます?」とイイダコーポレーションのブース担当者に呼び止められた。本拠地は大阪、首都圏、関西、東海地域を中心に選挙カーのレンタルを手掛けて45年の老舗だ。
「エリアは絞って対応しています。クルマや機器の故障があった場合、即応できないからです。短期決戦の選挙戦で、『壊れた』との連絡を受けて『明日行きます』は通用しません。地元の関西エリアと、工場もある関東地域、そして短時間での移動で対応ができる東海地方、これらのエリアが中心になりますね。これから春先にかけては比較的忙しい時期です」と担当者。
会場では、マイクや、「選挙勝造」「選挙勝子」という候補者のダミーたすきなども用意されており、来場者は自分のカメラやスマートフォンで記念撮影を撮っていた。「目立たなければ意味のない選挙カー、インスタ映えではカスタムカーに負けません! もし選挙に立候補したくなったらご連絡いただきたいですね。市議会議員選挙から衆参の国会議員選挙など、選挙カーを通じてしっかりお手伝いいたします」と力強く語った。