スバル、最終利益47.9%減…大規模リコールなど影響 2018年4-9月期決算

スバル・フォレスター新型
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  • スバル群馬製作所本工場(参考画像)

SUBARU(スバル)は11月5日、2018年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。大規模リコールの影響などで、最終利益は前年同期比47.9%減の443億円と大幅な減益となった。

全世界販売台数は、前年同期比9.3%減の48万2000台。国内販売は7月にフルモデルチェンジした『フォレスター』の販売が好調に推移したものの、『インプレッサ』『XV』の新型車効果が落ち着いたことなどにより、同21.1%減の6万5000台。海外販売も北米市場で販売を開始した新型車『アセント』が寄与したものの、フルモデルチェンジを控えたフォレスターなどの販売が減少したこと、主に米国で現地在庫の調整を行ったことなどにより、同7.1%減の41万7000台となった。売上高はこれら販売台数の減少などにより、同7.5%減の1兆4868億円となった。

損益については、大規模なリコール等による品質関連費用の増加およびフルモデルチェンジを控えたフォレスターなどの出荷台数の減少などにより、営業利益は同74.1%減の550億円。経常利益は同71.8%減の600億円、純利益は同47.9%減の443億円となった。

通期業績見通しについては、販売台数の減少や品質関連費用等の増加などを織り込み、下方修正。売上高3兆2100億円(前回予想比-400億円)、営業利益2200億円(同-800億円)、経常利益2290億円(同-760億円)、純利益1670億円(同-530億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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