東京の私鉄で最も「イケメン」は東武…女性向けゲーム制作会社が鉄道会社の印象度を調査

誠実さが評価されたとしてイケメン度No.1に選ばれた東武鉄道。写真は特急『リバティけごん』などに使用されている500系。
  • 誠実さが評価されたとしてイケメン度No.1に選ばれた東武鉄道。写真は特急『リバティけごん』などに使用されている500系。

東京都内の大手私鉄など13社を人間の「イケメン」に例えると、東武鉄道(東武)が最もイケメン……。そんな調査結果を10月10日、東京都渋谷区に本社を置く株式会社サイバードが発表した。

同社は「すべての女性に、恋のはじまりのような心うきたつ毎日をお届けする」とした女性向け恋愛ゲームブランド「イケメンシリーズ」を制作してきたノウハウを活かし、「真の“イケメン”とは何かを研究し、面白コンテンツとして社会に伝え、さらに世の中の男性全てを“イケメン”にすることを目的」とした「イケメン研究所」を2015年7月に設立。イケメンの研究や価値の創造、イケメン像の可視化などで飽くなきイケメン像を探求してきたという。

今回はそのイケメン研究所が人間以外のイケメン度を徹底調査するとして、1月26日から2月2日まで、関東地方の1都6県で10~49歳の男女を対象に、東京都内で運行している13の私鉄のイケメン度を調査。932件の回答を得た結果、最もイケメン度が高い私鉄として東武が選ばれた。

選ばれた理由としては「誠実だから(雨・風に強く、遅延しにくいなど)」「見た目が格好良いから(デザインや形が格好良い)」が最も多かったとされている。国土交通省の「2016年度東京圏(対象路線45路線の路線別)における1カ月(平日20日間)当たりの遅延証明書発行日数状況」によると、東武の遅延証明書発行日数が5.5日以下と最も少なかったことから、サイバードでは約束の時間を守る誠実さが評価されたのではないかと推測している。

東武に続いて2位には西武鉄道(西武)が、3位には小田急電鉄(小田急)が選ばれており、「見た目のルックスが格好良い(デザインや形が格好良いなど)」「ワイルドさ(無人だ、海の上も走るなど)」という点ではゆりかもめが、「おしゃれで流行に敏感だ(流行のお出かけスポットが多い)」という点では東京急行電鉄(東急)がイケメン度1位になったという。

反対に、イケメン度ワースト1となった「ブサメンな私鉄」には、京成電鉄(京成)が選ばれた。もっとも、地元の千葉県では東武と並ぶイケメン度1位に選ばれており、サイバードでは「地元の男女の心を惹きつけている」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集