フォードの欧州Bセグメントハッチバック『フィエスタ』をベースにした謎の開発車両をカメラが捉えた。ヒントはリフトアップされたボディとワイド化されたフェンダーだけだ。カメラマンによると、2つの可能性があるという。
ひとつは、同ブランド最小のクロスオーバーSUV、『エコスポーツ』の次期型プロトタイプだ。現行モデルは2012年に発売されており、タイミング的にも可能性はあるだろう。もうひとつ、有力なのは「ベイビーブロンコ」と呼ばれる新型クロスオーバーSUVだ。ジープ『レネゲード』に対抗すべく開発が進められていると噂されているモデルだ。プラットホームには、『フォーカス』次期型と共有する「Cクラス・プラットホーム」を採用すると思われる。
新型のコンパクト・クロスオーバーSUVの場合、パワートレインは、1リットル直列3気筒エンジンや1.5リットル直列4気筒にマイルドハイブリッド搭載が予想される。
またフォードは先日、パフォーマンス志向の電動SUVを2020年に市販すると発表しており、タイミング的にそれに関連するテスト車両の可能性も捨てきれない。
同ブランドは、電動化に110億ドル以上を投資する計画で、2022年までに電動車ラインアップを40車種に増加、うち16車種をEVにすると発表している。