駐車場シェアリングサービス「特P(とくぴー)」を運営するアース・カーは、バイク練習スペースを貸し出す新サービス「特Pバイク練習場」を8月22日より開始した。
アース・カーが2017年9月より展開する特Pは、駐車場および土地オーナーが登録した空き駐車スペースをWeb上で会員に貸し出すシェアリングサービスだ。
新たに開始した特Pバイク練習場は、駐車場以外の土地の有効活用手段として、主に郊外の広大な遊休スペースをシェアの対象としたもの。
日によって空いている大型施設等の駐車場や敷地内スペースをバイク練習場として貸し出すことで、所有オーナーは新たな土地活用につなげることができる。インターネットを介してバイクの練習スペースをシェアするサービスは業界でも初の試みとなる。
提供スペース第1弾は、袖ケ浦フォレストレースウェイ内の駐車場。約3000平米の練習スペース(全3区画)を用意する。利用グループの規模に応じ、全区画を貸し切ることもでき、二輪ショップ主催のイベントやジムカーナの練習会などにも対応する。10月末日までオープンキャンペーンを実施し、平日1日15000円/1区画(土日祝日は2万5000円/1区画)の特別料金で提供。予約から決済まではオンラインで行うことができる。
バイクの練習を行う場合は、ライディングスクール等に参加するのが一般的で、ライダーが自主的に練習できる場所はほとんどないのが現状だ。特Pバイク練習場で提供する練習スペースは、利用時間内なら自由に使えるのが特徴。スラロームやターンなど練習メニューを組んだ上でライディング技術を磨くことができる。同社では今後、特Pバイク練習場を順次拡大。多くのライダーにスキルアップのための練習の場を提供することで、事故のない楽しいバイクライフを支援していく。