日本自動車輸入組合(JAIA)は4月5日、2018年3月および2017年度(2016年4月~2017年3月)の輸入小型二輪車新規登録台数を発表した。
●12.7%減の1612台、2か月連続マイナス 3月
3月の輸入小型二輪車新規登録台数は、前年同月比12.7%減の1612台で2か月連続のマイナスとなった。
シェアトップのハーレーダビッドソンは、同25.7%減の736台と5か月連続のマイナス。2位BMWも同0.5%減の426台で2か月連続で前年同月実績を下回った。3位トライアンフは同214.3%増の184台で3か月ぶりのプラスだった。
4位ドゥカティは同0.8%減の123台で2か月ぶりのマイナス。5位KTMは同33.8%増の87台で4か月連続のプラスとなった。
●1.7%減の2万1200台、2年連続のマイナス 2017年度
2017年度の輸入小型二輪車新規登録台数は、前年度比1.7%減の2万1200台で、2年連続のマイナスとなった。
ブランド別では、ハーレーダビッドソンが同9.8%減の9718台で2年連続のマイナス。JAIAが統計を開始した2011年度以来、初の1万台割れとなッた。シェアも同4.1ポイントダウンの45.8%まで落ち込んだ。
2位のBMWは同18.9%増の5287台で2年ぶりのプラス。シェアは同4.3ポイントアップの24.9%となった。3位ドゥカティは同22.2%減の1897台で2年連続のマイナス。トライアンフは同2.5%増の1857台で2年連続のプラスだった。
以下、5位KTMは同37.1%増の1360台、6位MVアグスタは同5.6%減の286台、7位モトグッツィは同4.9%増の259台、8位BRPは同15.2%減の245台だった。