日産 プロパイロット、高速道路の複数車線で自動走行へ 1年以内に進化

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現行の日産プロパイロット
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日産自動車は、高速道路の複数車線を自動で走行し、目的地まで移動することができる「プロパイロット」の新機能を、1年以内に導入すると発表した。

プロパイロットは、高速道路の同一車線で使える部分的な自動運転技術。まずは2016年8月、日本国内向けの新型『セレナ』に採用された。

プロパイロットは、高速道路の単一車線での自動運転技術。渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減する。

今回日産は、プロパイロットの新機能を、1年以内に導入すると発表。その内容は、高速道路の複数車線を自動で走行し、目的地まで移動することができるというもの。現在は、高速道路の同一車線のみの対応となっていることから、1年以内に複数車線で使えるプロパイロットに、進化を果たすことになる。

日産は自動運転技術における戦略の一環として、2022年までにプロパイロットを20車種に搭載し、20の市場に投入する計画。日産は2022年までに、プロパイロット搭載車の販売台数が年間100万台になると見込んでいる。
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《森脇稔》

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