アストンマーティンは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、ハイパーカーの『ヴァルキリー』(VALKYRIE)のサーキット専用車、「AMR PRO」を発表した。
ヴァルキリーは軽量構造のミッドシップ2シーターのボディに、新開発の自然吸気6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンを搭載。アストンマーティンとレッドブルレーシングのテクニカルパートナーシップによる成果として共同開発され、アストンマーティン特有のスポーツカーデザインと、レッドブルレーシングが持つ最先端のF1技術を融合させた1台となる。
ヘッドライトは、F1マシンのコンポーネントの純粋な機能からインスピレーション。アルミフレームにロービームとハイビームが組み込まれており、アストンマーティンの最も軽い市販車のヘッドランプよりも、30~40%軽く仕上げた。
インテリアでは、ドライバーは運転に集中するために、すべてのスイッチはステアリングホイール上に配置。ステアリングホイールは乗降性を引き上げる目的で、着脱式とした。
アストンマーティンはジュネーブモーターショー2018において、ヴァルキリーのサーキット専用車、AMR PROを初公開。6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、1100ps以上にまでパワーアップ。車両重量は1000kgまで軽量化され、エアロダイナミクス性能の向上により、1000kg以上のダウンフォースを獲得する。最高速は362km/h。25台のみを生産する、としている。
計画を公表している。