バイクの森、破産開始決定…オートバイ博物館を運営

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東京商工リサーチによると、オートバイ博物館「バイクの森おがの」(埼玉県小鹿野町)を運営していたバイクの森(東京都東久留米市)が1月15日、東京地裁立川支部より破産開始決定を受けた。負債は現在調査中。

同社はオートバイを展示する民間の博物館「バイクの森おがの」を運営していた。博物館は埼玉県秩父郡小鹿野町の「オートバイによるまちおこし事業」として誘致され、2009年5月に開館。1920年代~1990年代の世界的にも希少なオートバイ、約130台を常時展示し、レストランやミュージアムショップも営業していた。バイクオーナーズクラブのミーティングやバイク雑誌のイベントなどにも利用されていたが、来場者数の伸び悩みなどにより2010年9月末で閉館した。

2011年4月、現在の本社地に移転していたが、一体となって運営されていたトマトモータースが1月9日、東京地裁立川支部より破産開始決定を受けたため、連鎖した。

《纐纈敏也@DAYS》

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