コンチネンタルは1月3日、米国ラスベガスで1月9日に開幕するCES2018において、新型の自動運転向けコンピュータープラットフォームを初公開すると発表した。
自動運転は、レーダー、カメラ、LiDAR(ライダー)、地図などのセンサーやその他の入力情報から、大量のデータを生成。そのデータは、個々のセンサーまたは中央制御ユニットのいずれかで処理され、車両周辺の対象物を高精度に把握することを可能にする。
処理および分析されるデータ量が多いほど、より多くの計算能力が必要となる。コンチネンタルの新型の自動運転向けコンピュータープラットフォームは、高い計算能力を備えており、高度な自動運転に対応する。
このプラットフォームは、中央演算処理装置(CPU)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの異機種混在コンピューティングオプションを提供。これにより、自動運転の開発者は、適切な処理エンジン向けに、ソフトウェアを最適化することが可能になるという。
コンチネンタルは2019年までに、高い安全要件を満たす自動運転およびADAS(先進運転支援システム)向けの製品を拡充していく、としている。