ルノーグループは10月6日、2017~2022年の6年間の新たな戦略的経営計画、「ドライブ・ザ・フューチャー」を発表した。
ドライブ・ザ・フューチャーでは、今後6年間で売上高700億ユーロ、営業利益率の7%超え、毎年プラスのフリーキャッシュフロー、42億ユーロのコスト削減、180億ユーロの研究開発投資、世界新車販売500万台、欧州以外の市場での販売倍増などの目標を掲げる。
これらの目標達成に重要な役割を果たすのが、新型車となる。ルノーグループは今後6年間に、21車種の新型車を投入する予定。得意とするEVに関しては、8車種を発売する計画で、PHV(プラグインハイブリッド車)などの電動パワートレイン車は、12車種を投入していく。
なお、日産や三菱自動車を除いたルノーグループ単体の2016年の世界新車販売台数は、およそ347万台。世界新車販売500万台の目標は、2016年実績の44%増と大幅な増加となる。