BMWグループは9月27日、BMWとMINIの全車種に2018年中頃から、アマゾン(Amazon)の「アレクサ」(Alexa)を搭載すると発表した。
アレクサは、アマゾンが開発したAI(人工知能)音声アシスタントサービス。BMWグループは、このクラウドベースの音声サービスを車両に組み込むことにより、簡単な音声のやりとりで、さまざまなサービス、エンターテイメント機能などにアクセスできるようにする。
例えば、アレクサを利用すれば、ドライバーは移動中に音声コマンドで、映画館の上映スケジュールを調べたり、お気に入りのプレイリストを視聴したり、目的地の天気を知ることができる。また、ドライバーが途中で忘れ物に気づいた場合、アレクサに頼むことも可能。
またアレクサは、BMWディスプレイスクリーンまたはMINIセンターインスツルメントに、特定の関連コンテンツを表示。すべてのBMW車と一部MINI車には、SIMカードが内蔵されているため、スマートフォンなしで、いつでもアレクサにアクセスできる。