ANA中期経営計画、LCC事業を強化へ…機材を増やしてネットワーク拡張

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全日本空輸(ANA)グループは、2016~2020年度中期経営戦略「ローリング版2017」を策定、連結化したピーチ・アビエーションを含むLCC(格安航空)事業を強化する。

世界的にはLCCマーケットの競争は激化しているものの、北東アジアでは、マーケットの成長・拡大が見込めると判断。バニラエア、ピーチの独自性を保ち、LCCの特徴であるFSC(フルサービスキャリア)とは一線を画した価格設定や創意工夫したサービスを展開、国内外の潜在需要を掘り起こし、収益を伴う着実な成長を図る。

バニラエアは、2017年度中に小型機材を3機増やして15機体制とし、成田発着の国内線を増強、レベニューマネジメントを強化する。特に中距離LCCマーケットへの進出を検討する。

ピーチは2017年度に小型機を2機追加して合計20機とし、仙台、新千歳など、新規拠点への展開も推進する。非航空系事業にも注力し、地方創生「関西モデル」を展開する。

《レスポンス編集部》

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