欧米の自動車大手、FCAの日本法人、FCAジャパンは、アバルト『500』に関するリコール(回収・無償修理)を、国土交通省に届け出た。
今回のリコールは、フロントシートの不具合によるもの。前席右側のシートのシートレールの製造が不適切なため、座席の位置調整の溝が開いていないものがある。
そのため、座席が適切に固定できず、最悪の場合、衝突時に座席が動き、乗員が過度の傷害を負うおそれがあるため、リコールを行う。
リコールの対象となるのは、32台のアバルト500。2017年2月13日から3月25日にかけて輸入された車両が、リコールに該当する。