ペダル踏み間違えたタクシーが横断歩道に突っ込み、3人が重軽傷

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27日午後6時ごろ、長崎県佐世保市内の市道でタクシーが暴走。徒歩で横断歩道を渡っていた歩行者3人を次々とはねる事故が起きた。3人は重軽傷。警察はタクシーを運転していた72歳の男を逮捕している。

長崎県警・佐世保署によると、現場は佐世保市上京町付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。歩行者3人は青信号に従い、徒歩で横断歩道を渡っていたところ、近くから急発進してきたタクシーが突っ込んだ。

この事故で直撃を受けた41歳の女性が足を骨折するなどの重傷。23歳の男性と、62歳の女性が転倒した際に打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。タクシーは営業中だったが乗っていた客にケガはなかった。運転していた同市内に在住する72歳の男にもケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

事故当時、車両側の信号は赤だったが、横断歩道近くで客を乗せた直後に歩行者へ突っ込んでいた。聴取に対して男は「アクセルとプレーキを踏み間違えた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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