関西エアポートは、関西国際空港の2017年夏季スケジュールの国際線定期便がアジア方面がけん引して7月のピークに週1260便と過去最高になると発表した。
前年同期の2016年夏季スケジュールとの比較で週19便増、前期の2016年冬季スケジュールとの比較では週12便増となる。
2017年夏季スケジュールの内訳は国際線旅客便数が週1126便で過去最高、国際線貨物便数が週134便で夏季スケジュールでは過去9番目の水準を見込む。
国際線の方面別ではがんクーバー線がデイリー運航、フランクフルト線、アムステルダム線、ヘルシンキ線も増便してデイリー運航となる。ホノルル線もピーク時に週35便と前年同期から14便増となる。中国方面も週449便と前年同期比14便増、韓国方面が29便増の週284便となる。
新規就航ではエアアジアXがホノルル線を週4便で新規就航するほか、ロシアのS7航空がウラジオストク線を週2便で初就航する。関西=ウラジオストク線は9年ぶりの就航となる。
国際線のLCC(格安航空会社)は13便増の週378便で国際線旅客便の3分の1がLCCとなる。