狭い踏切で立ち往生したクルマに列車が衝突、運転者が死亡

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26日午後7時50分ごろ、栃木県栃木市内にある東武鉄道日光線の踏切で、踏切内で立ち往生していた乗用車に対し、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた81歳の女性が死亡している。

栃木県警・栃木署によると、現場は栃木市藤岡町藤岡付近(藤岡~板倉東洋大前駅間)にある踏切で、警報機と遮断機が設置されている。乗用車は踏切内で脱輪して立ち往生していたところ、通過中の上り普通列車(新栃木発/南栗橋行き、4両編成)が衝突した。

運転していた佐野市内に在住する81歳の女性は車外に脱出していたが、軌道外へ弾き飛ばされたクルマに当たって全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。列車の乗客乗員約100人にケガはなかった。

現場の踏切は幅員が狭く、軽乗用車までの通行制限があった。事故起こしたクルマは3ナンバーサイズだったという。警察では無理な通行から脱輪に至ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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