米国のEVメーカー、テスラ。同社に中国のIT企業が出資したことが分かった。
これは3月28日、テスラが米国の証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかにしたもの。「中国のテンセントホールディングスが17億8000万ドルを投資し、テスラ株の5%を取得した」と発表している。
中国のテンセントホールディングスは、インターネットサービス大手。今回の出資は、テンセントホールディングスなど3社が共同で行った。これにより3社は、テスラの第5位の株主となる。
テスラは、世界最大の自動車市場の中国において、さらなる事業の拡大を目指す方針。また、今回の出資で得た資金は、2017年内に生産を開始する予定の新型EV、『モデル3』の生産準備にも充当されると見られる。