フランスの自動車大手、PSAグループは3月28日、一般人が参加して、フランス・パリの公道で自動運転車の走行テストを行うと発表した。
これは、PSAグループのAVA(Autonomous Vehicle for All)プログラムの一環。同社はこのプログラムを進め、2020年以降、自動運転車の市場投入を目指す。
自動運転車の公道テストに用意される車両は、プジョーブランドが『208』『308』『2008』『3008』、シトロエンブランドが『C4ピカソ』『C3』『スペースツアラー』など。
各車両には、「アダプティブクルーズコントロール」、「ディスタンスアラート」、「アクティブセーフティブレーキ」、「レーンキーピングアシスト」、「パークアシスト」などが装備された。
PSAグループは2015年、フランスの自動車メーカーとして初めて、自動運転車の公道テストを開始。現在までに、累計12万km以上を自動運転でテスト走行している。