横断者をひき逃げ、後に出頭してきた高齢の男を逮捕

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18日午後8時50分ごろ、大阪府大阪市阿倍野区内の府道で、徒歩で横断歩道を渡っていた84歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に戻ってきた73歳の男を逮捕している。

大阪府警・阿倍野署によると、現場は大阪市阿倍野区阿倍野元町付近で片側2車線の直線区間。横断歩道と信号機が設置されている。84歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は右足首を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、約15分後に現場へ戻ってきた天王寺区内に在住する73歳の男が事故へ関与したことを申告。警察は翌19日に男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「怖くなって逃げてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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