トヨタ米国販売7.2%減…SUVは新記録 2月

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は、2月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は17万4339台。前年同月比は7.2%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

17万4339台の内訳は、乗用車が前年同月比17.2%減の7万7099台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比2.5%増の9万7240台と、2か月ぶりに前年実績を上回る。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、2万7498台を販売。新型投入を控えて、前年同月比は15.1%減と、13か月連続で減少した。『カローラ』は、11.4%減の2万7161台と、3か月連続のマイナス。『プリウス』は、14.3%減の9044台と、14か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、2月の新記録の2万6351台。前年同月比は3.2%増と4か月連続で増加した。中型SUVの『ハイランダー』も、2月の記録を更新する1万5928台。前年同月比は27.8%増と、8か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、12.9%減の7234台と、2か月連続で減少。『タコマ』は、0.6%増の1万4256台と、2か月ぶりに増加した。

レクサスブランドでは、SUVの『NX』が前年同月比5.3%減の3514台と、2か月連続のマイナス。クーペの『RC』は、前年同月比46.2%減の495台と、14か月連続のマイナス。『RX』は、前年同月比7.2%減の6676台と、2か月連続で減少。『IS』は、43.1%減の1684台と、3か月連続で減少。『GS』は536台で、前年同月比は54.1%減と4か月連続のマイナス。『CT』は、39.9%減の458台と、17か月連続で減少する。最上級SUVの『LX』は15.6%減の445台と、3か月連続で前年実績を下回った。

トヨタ自動車の2016年米国新車販売は、244万9630台。前年比は2%減だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「RAV4やハイランダーが主導し、SUVが2月の新記録を打ち立てた」と述べている。

《森脇稔》

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