ポルシェの営業利益は14.7%増、過去最高 2016年通期決算

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ポルシェの決算発表会
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ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは3月17日、2016年通期(1~12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は過去最高の223億ユーロ(約2兆7215億円)。前年の215億ユーロに対して、3.7%増加した。

また、2016年通期の営業利益は、39億ユーロ(約4760億円)。前年の34億ユーロから14.7%増え、過去最高の営業利益を記録した。営業利益率も、前年の15.8%から17.4%へ、引き上げる。

2016年の世界新車販売は23万7778台と、こちらも過去最高を達成。前年実績に対して、6%増と伸びた。車種別では、SUVの『マカン』の人気が高く、前年に対して19%増の9万5642台を販売。『911』シリーズは、2%増の3万2409台を販売する。『718ボクスター』は1万2848台を売り上げ、前年比は9%増だった。

ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長は、「好調な業績は、ポルシェの戦略の質の高さを証明しており、価値創造的な成長を示すもの。ポルシェは、顧客の高い満足度と堅実な利益、安定した企業に、焦点を合わせている」と語っている。

《森脇稔》

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