11日午前10時ごろ、新潟県新潟市南区内の国道8号で、自転車に乗って道路を横断していた14歳の女子中学生に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。中学生は意識不明の重体となっている。
新潟県警・新潟南署によると、現場は新潟市南区能登付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。14歳の女子中学生は自転車に乗った状態で横断。渋滞していた車列の合間をすり抜けるように進行し、対向車線側まで出たところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
中学生は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。クルマを運転していた同区内に在住する44歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
現場は渋滞が無い場合は見通しの良い区間。警察は自転車側に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。