スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは3月1日、2月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、2月の新記録の4万5600台。前年同月比は8.3%増と、63か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。2月実績は、2月の新記録の1万3477台で、前年同月比は12.8%増と、13か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は3924台。前年同月比は11.9%減と、2か月連続のマイナス。
SUVの『フォレスター』は、2月の新記録の1万2820台を販売。前年同月比は4.8%増と、7か月連続で増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、43か月連続。
2012年秋に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、6611台を販売。前年同月比は7.9%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
また、『WRX』シリーズは2月、『WRX STI』を含めて、2498台を販売。前年同月比は、5%増と3か月ぶりの前年超え。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は2月、5826台を販売。前年同月比は31.5%増と新型効果で大きく伸び、2か月連続で前年実績を上回る。
スバルの2016年米国新車販売台数は、過去最高の61万5132台。前年比は5.6%増と、8年連続で前年実績を上回った。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「50周年の年に、最高のスタートを切った」と述べている。