トヨタ米国販売11.3%減、3か月ぶりに減少 1月

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は2月上旬、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は14万3048台。前年同月比は11.3%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。

14万3048台の内訳は、乗用車が前年同月比19.9%減の6万1258台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比3.6%減の8万1790台と、3か月ぶりに前年実績を割り込む。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、2万0313台を販売。前年同月比は24.3%減と、12か月連続で減少した。『カローラ』は、8.7%減の2万1567台と、2か月連続のマイナス。『プリウス』は、15.9%減の7829台と、13か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、1月の新記録の2万2155台。前年同月比は2.8%増と3か月連続で増加した。中型SUVの『ハイランダー』も、1月の記録を更新する1万2656台。前年同月比は12.4%増と、7か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、8.4%減の6628台と、5か月ぶりに減少。『タコマ』は、1.6%減の1万2509台と、5か月ぶりに減少した。

レクサスブランドでは、SUVの『NX』が前年同月比5.4%減の2964台と、マイナスに転じた。クーペの『RC』は、前年同月比40.8%減の447台と、13か月連続のマイナス。『RX』は、前年同月比20.6%減の5520台と、2か月ぶりに減少。『IS』は、34.7%減の1423台と、2か月連続で減少。『GS』は422台で、前年同月比は67.5%減と3か月連続のマイナス。『CT』は、36.8%減の393台と、16か月連続で減少する。最上級SUVの『LX』は8.7%減の534台と、2か月連続で前年実績を下回った。

トヨタ自動車の2016年米国新車販売は、244万9630台。前年比は2%減だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「RAV4とハイランダーが、1月の新記録を打ち立てた」と述べている。

《森脇稔》

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