盗難車を無免許で運転、退院を待って17歳の少年を逮捕

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昨年11月、滋賀県大津市内で盗難した乗用車を無免許で運転し、中央分離帯への単独衝突事故を起こしたとして、滋賀県警は16日、京都府京都市内に在住する17歳の少年を窃盗や道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕した。

滋賀県警・大津署によると、窃盗などの容疑で逮捕された17歳の少年は2016年11月13日の午前4時10分ごろ、京都市伏見区内の駐車場で乗用車1台を盗難。翌14日午後に大津市相模町付近の国道1号を無免許で運転していたところをパトロール中の同署員が発見して追跡を開始した。

その後、クルマは100km/h超の速度で逃走したが、午後3時50分ごろ大津市松本2丁目付近の県道を走行していた際に路外へ逸脱し、中央分離帯や標識柱に次々と衝突する事故を起こした。

この事故で少年は腹部強打で内臓破裂などの重傷を負ったが、警察では回復と病院からの退院を待って逮捕した。今後、少年を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯をさらに詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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