【トヨタWRC】ラトバラがスーパーSSでベストタイム

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WRC第2戦ラリー・スウェーデン
  • WRC第2戦ラリー・スウェーデン
  • ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
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  • ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
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2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンが開幕。スウェーデンのカールスタードでスーパーSSが行なわれ、「ヤリスWRC」をドライブするヤリ-マティ・ラトバラがベストタイムをマークした。

TOYOTA GAZOO Racing WRTは、復帰参戦2戦目で初めてのSSベストタイム。同じくヤリスWRCのユホ・ハンニネンは8番手タイムだった。

9日は午前中にサービスパークが置かれるトルシュビー近郊でシェイクダウンが行なわれ、午後8時過ぎに、トルシュビーの南、約100kmのカールスタードで競技がスタートした。雪と氷に表面が覆われたアリーナで、SS1として2台同時出走のスーパーSSが行なわれ、全長1.9kmのショートコースでラトバラが全体のベストタイムをマークした。

トム・フォウラー(チーフエンジニア)のコメント
シェイクダウンでは、前戦のモンテカルロと同じように使用本数の制限があるタイヤを温存することを優先した。勝負は明日(10日)からだ。今年のコースは路面が全体的に凍結して硬く締まっており、明日以降は積雪の可能性もある。明日はもっとも長い距離を走る1日なので、万全の準備をする。

ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)のコメント
今回のラリー・スウェーデンは非常にハイスピードなので、ハンドリングとエンジンパフォーマンスがポイントになるだろう。今日(9日)はベストタイムを刻むことができて嬉しかったので、明日以降もこの調子を保ち続けたい。

ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
シェイクダウンではタイムを出しに行くのではなく、クルマが正常に作動するかどうかに集中し、すべてが機能していることを確認した。スーパーSSはとても素晴らしい雰囲気で、コースコンディションも良好だったが、私自身は少しだけナーバスになっていたような気がする。しかしヤリスWRCの良い動きに助けられ、全体をうまくまとめられた。

ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
ラリー・スウェーデン デイ1の結果
1 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ(トヨタ ヤリス WRC)01分34.1秒
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC)+0.6秒
3 ダニ・ソルド/マルク・マルティ(ヒュンダイ i20 クーペ WRC)+0.7秒
8 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム(トヨタ ヤリス WRC)+2.1秒
(現地時間2月9日21時15分時点のリザルト)

競技2日目となる10日のデイ2は、スウェーデンからノルウェーにかけて広がる森林地帯のスノーロードで7本のSSが行なわれる。2カ国にまたがるSSの合計距離は145.65kmで、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は527.18kmだ。

ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

《高木啓》

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