イタリアの高級車、マセラティの日本法人、マセラティジャパンは2月2日、『ギブリ』に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
今回のリコールは、前輪のハブベアリングの不具合が原因。前輪のハブベアリングにおいて、ベアリングボールレースの高周波焼き入れが不適切なため、強度が不足しているものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ベアリングボールレースに亀裂が生じ、最悪の場合、ベアリングボールレースが破損して、走行不能となるおそれがある。
リコールの対象になるのは、2015年5月15日から7月4日までに輸入されたモデル。マセラティジャパンは、対象車を所有する顧客に連絡。販売店において、対策部品に交換するリコール作業を行う。